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活動のご紹介
藍涼祭食器リユース活動
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藍涼祭食器リユース活動

これからは「リユース」がアツい!

みなさんは「4R」という言葉をご存知でしょうか。むしろ3Rという言葉が一般的かもしれませんね。
こうした言葉は最近ではよく耳にしますのでご存知の方も多いでしょうが、今一度おさらいしてみましょう。

優先順位:(1)>(2)>(3)>(4)

(1) REFUSE(リフューズ) やめる
断る勇気を持ちましょう!(NOレジ袋、NO割り箸・・・)

(2) REDUCE(リデュース) 減らす
ゴミになるものを買わない、使わないようにしましょう!

(3) REUSE(リユース)再使用
使い捨て容器(ワンウェイ容器)でなく、ビールびん・酒びん・牛乳びんのように、何度も使える容器(リターナブル容器)に入った製品を選びましょう!

(4) RECYCLE(リサイクル)再資源化
リサイクルも大事ですが、ほかの3つのRでゴミを減らした後でなければ意味がありません!

私たち自身が4Rをこころがけ、ゴミの出ない買い方・使い方をすることが大切です。

 無駄なものを買わず、本当に必要なものだけを買う。
 できるだけ量り売りを利用する。
 料理は作り過ぎない。必要な量を買い、使いきる、賞味期限で簡単に捨てない。
 レジ袋や過剰な包装は断り、マイバックを持参する。
 使い捨て容器の商品は買わず、詰め替え容器の商品を買う。
 製造、使用、廃棄の段階で資源とエネルギーの使用が少ないものを選ぶ。
 割り箸、ペットボトルの使用をやめ、マイ箸、マイボトルを持ち歩く。


など、できることはたくさんあります。まずは1つ、始めてみましょう。自分自身のラ イフスタイルを見直すことがごみを減らすことになり、結果的には家計の節約をすること にもなります。

リユース活動には「リユース」だけでなく、ゴミになるものを使わないという意味で、 「リフューズ」や「リデュース」の視点も含まれています。

活動のきっかけは・・・

藍涼祭では例年、紙コップやプラスチック容器、発泡スチロールトレーなどの使い捨て容器が当たり前のように使用され、ごみとして大量に捨てられていました。みなさんも地域のお祭りやバザー、野外イベントなどでごみ箱からあふれかえる山のようなごみを目にしたことがあると思います。

こうした現状を目の当たりにし、わたしたちの大学のある偉大な先輩が2006年にリユース活動を立ち上げました。わたしたちもなんとか藍涼祭をごみの出ないイベントにしたいという思いが一致し、参加したのがきっかけです。
使い捨て容器の代わりに、何度も繰り返し洗って使用できるリユース食器を導入し、飲食店にリユース食器を積極的に使用してもらうことで、使い捨て容器の使用を削減し、藍涼祭で出るごみの減量化に努めています。

私たちがめざすもの

藍涼祭の及ぼす環境負荷の低減を図る
 創意・工夫により、リユースシステムの改善・ごみ分別の更なる徹底を目指す

来場者の方々が身近な環境問題について考える機会を提供する
 子供たちや地域住民への環境教育を通じて地域社会へ貢献する

リユース活動は今年で3年目を迎えましたが、依然として試行錯誤の段階であり、今後のデータ・経験の蓄積により、まだまだ向上していけるものと考えています。
今年は地球環境問題を大きなテーマとしたG8サミットが北海道洞爺湖地域で開催されるなど、道民の環境問題への関心も高まりつつあります。
この活動を、みなさんがエコを身近に感じ、楽しみながら実践していくきっかけにしていただければ幸いです。

リユースって本当に環境にやさしいの?

紙コップとリユースカップではどちらが環境に影響を与えるのでしょうか。
たった1度しか使用しないのであれば、当然紙コップが優位に立つでしょう。

しかし、山梨大学や東京大学のLCA(注)を用いた研究では、6〜7回リユース(再使用)すると、一回しか使用できない紙コップよりもリユースカップのほうが環境への負荷が低くなることがわかっています。
このデータを藍涼祭リユース活動に簡単に当てはめることはできませんが、本活動で使用している食器はすでに数えきれないほど使用されており、使い捨て容器を新たに投入するよりも環境への影響が少ないということがいえるでしょう。

もったいないという言葉が今、世界的に流行しています。国土が狭く資源の少ない日本では、古くからものを大事にし、繰り返し使用する文化がありました。最近では技術の進歩によりリサイクルできる容器というものも登場していますが、日本人が昔から大切にしてきたリユースの文化というものを今一度、見直したいものです。

(注)LCA:ライフサイクルアセスメント
原材料採取から製造、流通、使用、廃棄に至るまでの製品の一生涯(ライフサイクル)で、 環境に与える影響を分析し、総合評価する手法。(環境白書より)
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